LINE Payにはコード決済という支払い機能があります。
コード決済はアメリカや中国で急速に広がっている決済方法で、日本でも徐々に利用できるお店やオンラインショップなども出てきました。
日本での普及はまだまだこれからといったところですが、スマホだけで簡単に決済ができるというのは便利そうですよね。
ただ、今はまだ使えるお店も多くないですしコード決済自体に不安を持っている方もいるでしょう。
そこで、このページではLINE Payのコード決済について詳しくまとめてみました。
LINE Payのコード決済のやり方やコード決済ができない時の原因、現状でコード決済を利用できるお店などをまとめて解説してるので参考にして下さい。
LINE Payのコード決済とは?
LINE Payのコード決済とは、表示されたQRコードをスマホで読み込んで(またはスマホのコードをお店側で読み取って)決済できる便利な決済方法です。
コード決済を使うとLINE Payにチャージしてあるお金から自動的に決済できるので、財布やお金を持っていなくてもスマホ一台で買い物やショッピングを楽しめます。
この決済方法に慣れてくると本当に財布や小銭が必要なくなるかもしれません。
しかも支払いが早くなってレジで待たされるという事もなくなりそう。それくらい便利な機能と言われています。
コード決済自体はアメリカや中国などの海外では一般的に使われている決済方法ですが日本ではこれからといった感じですね。
まだ使用できるお店も少ないので今後加盟店が増えた時に一気に一般化する可能性があります。
LINE Payコード決済のやり方
LINE Payを使ってコード決済する場合、以下の3つの方法があります。
- お店側で表示したコードをスマホで読み取る(LINEアプリ)
- スマホ画面に表示させたコードをお店側に読み取ってもらう(LINEアプリ)
- LINE Payアプリを使用する
どの方法でも決済は可能です。
元々はLINEアプリ内にあるLINEウォレットからコード決済用のバーコードなどを表示させる方法が一般的でした。
しかし、2019年にLINE Pay専用のアプリ『LINE Payアプリ』が登場してからはLINE Payアプリを使ってコード決済が簡単にできるようになりました。
LINE Payアプリの詳しい使い方などは以下で解説してるので参考にして下さい。
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PCなどのオンラインでコード決済する場合は画面に表示されたQRコードをスマホで読み取ると決済できます。
それぞれのコード決済方法について具体的なやり方を以下で解説します。
お店側で表示したコードをスマホで読み取る(LINEアプリ)
お店側で表示したQRコードをスマホで読み取って決済する場合は以下の方法で行います。
- LINEアプリを起動し、ウォレット画面にある『コードリーダー』をタップ
- QRコードを読み取るカメラが作動するので、お店側のQRコード(またはバーコード)を読み取る
- 読み込みができると決済確認画面が表示されるので決済を行う
※うまく読み込みできない時は、読み取り画面に表示された『コード番号を入力』をタップしてコード番号を直接入力しましょう
これでお店側に提示されたコードを読み取って決済する事ができます。
スマホ画面に表示させたコードをお店側に読み取ってもらう(LINEアプリ)
お店側でコードを用意してない場合には自分のLINE Payから決済用コードを表示させてお店側で読み取ってもらう方法もあります。
LINE Payのコード決済でQRコード読み取ってもらうには以下の方法で行います。
- LINEアプリを起動し、ウォレット画面にある『コード』をタップ
- 『パスワード』を入力
- 画面にQRコードが表示されるので、それをお店の人に提示する
- 決済すると『決済完了』の確認画面が表示される
これでLINE Payのコード決済ができます。
表示されるQRコードには使用期限が設定されており、QRコードを表示させてから5分間しか効果がありません。
5分以上経過すると決済には使えなくなります。
スクショ(スクリーンショット)などでQRコードを保存して利用するといった使い方はできないので注意しましょう。
LINE Payアプリを使用する
LINE PayアプリとはLINEウォレットにある『コード支払い』や『コードリーダー』といったQRコード決済の機能だけを切り出して作られた専用アプリです。
LINE Payアプリを使用すればコード決済する時にLINEを起動する必要も無く支払いが今まで以上に簡単にできるようになります。
LINE Payアプリを別途ダウンロードする必要がありますが、ダウンロードしていつでも起動できるようにしておけば非常に便利です。
LINE Payアプリの使い方は以下で詳しくまとめたのでこちらを参考にして下さい。
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コード決済ができない時の原因と対処方法
LINE Payのコード決済がなぜかできない!
そんな時の原因と対処方法についてまとめました。
コード決済ができない時の原因は以下のようなことが考えられます。
- LINE Payの残高不足
- QRコードの使用時間が過ぎている
- 通信回線の接続が不安定
- スマホのメモリ不足
- LINEアプリのバージョンが古い
- LINEアプリの不具合や障害
上記のようなことが発生していると正常にコード決済ができない可能性があります。
以下でそれぞれの対処方法もまとめたので参考にして下さい。
LINE Payの残高不足
LINE Payの残高不足になっているとコード決済ができません。
とりあえずLINE Payを確認して足りないお金をチャージするようにしましょう。
LINE Payのチャージ方法は銀行口座からのチャージが簡単でおすすめですが、他の方法でもチャージする事ができます。
チャージ方法については以下でまとめているので気になる方は参考にどうぞ。
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QRコードの使用時間が過ぎている
QRコードをスクショして画像として保存した場合、そのQRコードは5分後には使えないようになります。
LINE Payの『コード』から表示させたQRコードは、基本的に表示してから5分間しか決済に使えず、5分経過すると効力がなくなります。
これはセキュリティ的にQRコードが他の人に悪用されないようにするための対策と言えます。
もし何かしらの理由でQRコードをスクショされたり写真に撮られたりして盗まれたら決済し放題になってしまいますからね。
コード自体に制限時間があればその心配もありません。
LINE PayのQRコードをお店の人に提示して決済する時は、その都度LINE Pay画面の『コード』をタップしてQRコードを表示させるようにしましょう。
通信回線の接続が不安定
スマホの通信回線が不安定になっていると正常に決済できない可能性があります。
地下にあるお店などでコード決済する時には特に注意が必要ですね。
LINE Payを使ったコード決済を提供しているお店ならおそらく大丈夫かと思いますが、使用しているスマホの通信状態は念のため確認しておいた方が良いでしょう。
気になる場合は、一度機内モードをオンにして回線を切断し再度機内モードをオフにして接続するのがおすすめ。
スマホのメモリ不足
スマホの調子が悪いとアプリ自体の動きもおかしくなるというケースがあります。
特にアプリが勝手に落ちたりする場合などはスマホ自体に原因がある時も多いので注意が必要です。
アプリの調子がおかしいと感じた時にはとりあえずスマホのメモリ不足の可能性もあるのでスマホを再起動してみると良いでしょう。
再起動するだけで問題が解決するという事も多いので。
LINEアプリのバージョンが古い
LINEアプリのバージョンが古いとLINE Payにも影響がでる可能性があります。
LINEアプリが最新版になっているか確認してみましょう。
もし新しいバージョンが公開されている場合にはアップデートを行って最新版にしておくのがおすすめです。
ただし、最新版にアップデートした事によって不具合が発生したというケースも稀にあったりします。
ほとんどの場合はすぐに解決するのでそれほど気にしなくても大丈夫ですが、そういう事も過去にはありました。過去の事例として念のため頭に入れておくと良いでしょう。
LINEアプリの不具合や障害
LINEアプリに不具合や障害が発生してLINE Payのコード決済ができないという事も考えられます。
また、LINEアプリだけでなく決済するためのシステムに障害が発生して決済がうまくできないというケースもあったりします。
これらの場合はこちらで対応する事ができないので復旧を待つしか方法はありません。
とりあえず、障害によって決済できない場合にはLINE Pay画面のお知らせに情報が追記されている可能性があるので以下から確認しておきましょう。
- LINEアプリを起動し、ウォレット画面にある『LINE Pay』をタップ
- LINE Pay画面を下の方までスクロールして『お知らせ』をタップ
- コード決済に関するお知らせがないかチェック
コード決済に問題が発生していたらここからお知らせを確認できるので一度見ておくと良いですよ。
コード決済が使える店舗
LINE Payのコード決済が使える店舗はLINE Pay加盟店で利用できます。
LINE Pay加盟店には以下のようなお店があります。
- ローソン
- 阪急百貨店
- 阪神百貨店
- ビッグエコー
- 金の蔵
- 月の雫
- パスタママ
- ラコステ
- ジョーシン
- ゲオ
- 和民
- ジャンボカラオケ広場
- LOFT
上記で紹介したお店は加盟店の一部です。また、加盟店は日々増えていってます。
とは言え、まだまだ普及しているとはいいがたいのでこれから頑張って加盟店が広がっていってほしいですね。
LINE Payのコード決済が使えるお店が増えれば増えるほど便利になっていきます。
しかもコード決済するとLINEポイントがもらえるのも嬉しい仕組みです。
コード決済でLINEポイント還元率がお得に
LINE Payではコード決済で支払いをするとLINEポイントが還元されるようになっています。
しかも、2018年8月1日~2019年7月31日までの間はLINE Payコード決済を利用すると『マイカラー』で決まったポイント付与率に3%を上乗せしてポイントをゲットできます。
マイカラーがグリーンの人であればコード決済の還元率と合わせて5%のポイントをもらえる計算になります。
ホワイトでも3.5%のポイント還元率になるので十分お得です。
ローソンや阪急百貨店などをよく利用する方であればLINE Payコード決済での支払いにするとポイントがどんどんたまりそうです。
ただし、ポイント還元率3%上乗せというのは期間限定のキャンペーンです。
コード決済の利用促進のために行われているキャンペーンなので、上記の期間が終われば還元率は下がると思われます。
できる事ならキャンペーンを延長してずっと3%になってくれると嬉しいのですが。さすがにそれは難しいかもしれませんね。
とりあえず、2019年7月31日まではLINEポイント還元率が高いのでコード決済が利用できるお店ではコード決済を使っていくのが良いでしょう。
そう考えるとやはりコード決済が使える加盟店をもっと増やして欲しいと思ってしまいますね。
個人的にはセブンイレブンにも導入を希望
コンビニで言えばコード決済できるのはローソンだけですが、やはりセブンイレブンでも使えるようになって欲しいですね。
セブン銀行ATMでLINE Payのチャージはできるのにコード決済は使えないとか絶対不便です。
なぜローソンでしかコード決済できないのか逆に疑問ですね。
セブンイレブンで使えるようになると絶対に利用者も増えますしコード決済が今より普及していくはず。
コード決済をどこでも使えるようにするにはセブンイレブンやファミリーマートでもコード決済を導入して利用者拡大をしていけばその他の店舗でも導入するところが増えてくる。
そんな流れになる事を個人的には期待したいですね。