2019年7月末のアップデートでPayPay残高に設定されていた有効期限が変更となりました。
現在はPayPay残高の有効期限が一部廃止され、PayPayマネーやPayPayボーナスでも期限無しで利用できるようになっています。
元々、2019年7月末時点ではPayPayライトとPayPayボーナスに以下のような有効期限が設定されていました。
上記のうち、PayPayライト(現在のPayPayマネーライト)とPayPayボーナスの有効期限が廃止され、PayPayボーナスミニ(現在のPayPayボーナスライト)の有効期限のみが残っている状態です。
PayPayアカウントでどの種類の残高をいくら所持しているのか確認するには以下で解説してるので参考にどうぞ。
関連リンク
有効期限だけでなく名称なども変わって少しややこしい感じですね。
ポイントとしてはPayPayボーナスライトにのみ60日間の有効期限が設定されているという点だけ把握しておけばとりあえずは大丈夫でしょう。
上記ではPayPay残高の有効期限が廃止されたという情報を更新しましたが、有効期限が廃止される前の情報も履歴として以下で残しておきます。
過去の情報を知りたい時はここから下をご覧いただければ確認できます。
※ここからは2019年7月末以前の情報となります
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PayPayを使っている方であれば銀行口座登録をしてPayPayにお金をチャージしている方も多いかと思います。
PayPayの決済方法としては、チャージしたPayPay残高を使って決済、連携しているYahoo!マネーを使って決済、登録しているクレジットカードを使って決済という3つの方法が用意されています。
その中で、PayPay残高に関しては有効期限があるのをご存知ですか?
一般的に電子マネーというものには有効期限が設定されていることが多く、PayPay残高にも同じように有効期限が付けられています。
このページではPayPay残高の有効期限について詳しく解説します。
有効期限が切れたらどうなるのか、また有効期限の日数を延長する方法などもまとめてるので参考にして下さい。
PayPay残高の有効期限とは?
PayPay残高の有効期限とは、現在所持しているPayPay残高を決済として利用できる期間のことです。
有効期限の期間は電子マネーによって違いますが、PayPayアプリで設定されている有効期限の期間は、PayPay残高が増減してから2年間となっています。
電子マネーの有効期限としては少し短い期間かもしれませんね。
例えば、Suicaであれば最後に使用した日から10年間が有効期限として期間設定されています。それと比べると2年間というのは少し短く感じます。
何か理由があるのかもしれませんが、もう少し期間を長くしてもらえると助かるのですが。アップデートで改善される事を期待したいです。
有効期限が切れたらどうなる?
PayPay残高の有効期限が切れると、残っているPayPay残高が失効します。そして、失効したPayPay残高は元に戻す事はできません。
(※PayPayアプリにある利用規約にもそのように書かれています)
PayPay残高がどんなに残っていても使えなくなってしまうので、有効期限は定期的にチェックしておく必要がありそうです。
普段からPayPayを使って支払いをしている方であれば問題ありませんが、現状ではPayPayを使える場所もそれ程多くはありません。
クレジットカードなどと違って一般的に使う機会がまだまだ少ない事を考えると有効期限が過ぎていることを忘れてしまうというケースもあり得そうです。
せったくキャンペーンや特典でもらったPayPayボーナスも有効期限の期間内に使用しないと意味がありません。
とりあえずPayPay残高には有効期限が存在するという事を忘れないようにしなければいけませんね。
PayPay残高の有効期限を確認する方法
PayPay残高の有効期限はアプリ内から確認できるので以下の方法で確認しておきましょう。
- PayPayアプリを起動し、『残高』をタップ
- 『あなたの残高』画面が表示されるので、金額の下に表示されている最新履歴の年月日を確認
ここで確認した日付から2年間が有効期限という事になります。
有効期限が過ぎてしまうと表示されているPayPay残高が完全になくなります。
そして、なくなったPayPay残高は二度と復旧する事はできません。
もしPayPay残高にお金をチャージしていたりキャンペーンなどでPayPayボーナスをもらって余っている場合には出来るだけ早く使った方が良いかもしれませんね。
PayPayライト、PayPayボーナスの両方に有効期限がある
個人的に有効期限で気になるのはPayPayライトとPayPayボーナスのそれぞれの有効期限です。
PayPay残高にはPayPayライトとPayPayボーナスという2種類の残高が含まれています。
PayPayライトとPayPayボーナスの違いについては以下の記事でまとめてるので気になる方は参考にどうぞ。
関連リンク
このPayPayライトとPayPayボーナスのそれぞれに有効期限が存在するの?と思って調査してみました。
PayPayの利用規約を見る限り、以下のような内容が確認できました。
- 有効期限はPayPayライトの残高が最後に増減した日から2年後まで
- PayPayボーナスは、当社が無償で付与するPayPayライトのことをいいます
上記を見る限り、PayPayボーナスといっても有効期限という点においてはPayPayライトとの区別はなくPayPay残高として統一されていると言えそうです。
つまり、PayPay残高で支払いをしてPayPayボーナスが減った場合でもPayPayライトが減った場合でも、関係なくPayPay残高の有効期限はそこから2年後までという事になります。
PayPay残高の増減で有効期限が延長される
基本的にPayPay残高の有効期限はPayPay残高の増減で延長されるというのがわかりました。
という事は、PayPay残高をチャージするか、PayPay残高で支払いをするかどちらかをすれば有効期限の期間は延長されます。
PayPay残高が中途半端に余っている場合などは、とりあえずファミマで価格の低いお菓子やデザートなどを購入するのが良さそうですね。
(もちろん、ファミマじゃなくても良いのですが…サッと使いたいならコンビニが早そうかとw)
100円でもPayPay残高で支払いをすればそれだけで期間が延長されるので。そこからまた2年間は有効期限として確保できます。
そうこうしているうちに使えるお店もどんどん増えてくると思うので、PayPayを利用する機会も増えてくるでしょう。
まずは今あるPayPay残高を失効させないよう注意だけしておきましょう。
クレジットカードでの支払いには注意
PayPay残高の有効期限でもう一つ注意が必要なのはクレジットカードで決済された場合です。
利用規約には『PayPay残高が最後に増減した日から2年後まで』という表記があるのですが、クレジットカード決済になるとPayPay残高は増減しません。
つまり、PayPayを使って支払いをしても、支払い方法がクレジットカードの場合にはPayPay残高の有効期限は延長されないという事になります。
普通にPayPayで支払いをしていても全てクレジットカード払いになっていると有効期限が過ぎてしまう可能性もありえますね。
この辺りは少し注意しないといけない部分でしょう。
PayPayでコード決済をする時には支払い方法を都度確認したり変更したりできるので、そこのチェックも忘れないようにしましょうね。
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(※2019年7月末時点での残高名称です)