クレジットカードを持っていると不正利用されたり盗まれたりする心配ってありますよね。
そんな不安を解消するためにクレジットカード会社は一定の補償を設定しています。補償があるから安心してカードを持ち歩け、海外などでも安心して利用できるようになってます。
LINE Payはスマホで決済する方法とLINE Payカードを使って支払いする方法がありますが、一般的なクレジットカードのような補償があるのか気になるところです。
補償のない決済手段はなかなか使うのが危ないと感じてしまいますからね。
勝手に悪用されたらどうしよう...とか考えると安心してLINE Payカードも使えなくなってしまいます。
そこで、少し調べてみたのですがLINE Payにもちゃんと補償が用意されていました。
このページではLINE Payの補償状況についてまとめています。LINE Payを利用している方やこれから使ってみようか迷っている方、LINE Payの不正利用が怖いと心配な方は参考にして下さい。
LINE Payの補償一覧
LINE Payを使うのが心配な方はまずLINE Payの補償内容を知っておくと良いでしょう。
補償してもらえる条件や補償の対象にならないケースなどもあるので、補償内容と一緒にその辺りを把握しておけばより安心かと思います。
ここでは補償内容とそれらの条件について併せて解説してるので参考にして下さい。
LINE Payの補償内容
LINE Payでは以下のような補償が用意されています。
- 送金、決済、出金でLINE Payを使って発生した損害額が補償対象
- LINE Cashアカウントの補償限度額は原則10万円
- LINE Moneyアカウントは損害額が10万円を超える場合、補償限度額の引き上げを個別に検討
上記のようにアカウントによって補償内容が少し変わってきます。
この『LINE Cashアカウント』と『LINE Moneyアカウント』は銀行口座登録による本人確認が行われているか、という違いです。
詳しくは以下で解説してるので気になる方は参考にして下さい。
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補償が適用される条件
LINE Payの補償が適用される条件としては以下のような条件があります。
- 第三者による不正利用があった
- 損害発生時から30日以内の申し立てが必要
基本的にはLINE Payが何者かによって悪用されて決済されたり出金されたり送金されたりした時に補償を受けられるようになってます。
LINE Payで決済された時にはLINEウォレットアカウントから決済通知がLINEに送られてきます。
それを見れば自分が使用してない時の決済もすぐに発見できるので、そういう決済通知が来た時には不正利用の可能性があるので注意が必要ですね。
補償が適用されるケース(事例)
また、以下のようなケースでもLINE Payの補償が適用されるようになってます。
- スマホの紛失でLINE Payにログインされて不正にクレジットカードを利用された
- LINEとLINE Payのパスワードが第三者に特定されて勝手にアカウントを利用された
- 身に覚えのないLINE Payの利用請求があった
これらのケースはLINE Payのヘルプにも記載されている内容です。
上記には記載されていませんが、LINE Payカードを紛失して不正利用された時も同じように補償対象となる可能性が高いですね。
LINE Payカードはスマホのようにパスワードロックをかけることができないので紛失には注意しなければいけません。
(※LINE Payカードを使ってお店で支払いをする時はサインだけで決済が可能)
もし仮にLINE Payカードを落としてしまったり悪用された時には以下のような方法で対応するのが良いでしょう。
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補償の対象にならないケース
LINE PayやLINE Payカードが第三者に悪用された時には補償対象となりますが、以下のような場合には補償対象にならないので注意しましょう。
自らLINE Payのパスワードを他者に伝え、利用を促した場合 利用者の意思で行われた金銭移動 利用規約に反した使い方をしていた場合 など・・・
これらは補償対象にならないケースの一部ですが、基本的には補償機能を悪用して自分が利益を得ようとしたり、自分が行動した事で発生した事象に関しては補償対象にはならないようです。
まぁ、補償機能を悪用して利益を得ようとしてもすぐにバレるのがおちなのでそんなことを考える人はあまりいないかと思いますが、上記のような場合には補償対象外になるという点は覚えておくと良いでしょう。
LINE Payが不正利用された時の補償申請方法
LINE Payを何者かに不正利用された時、必ず30日以内に補償申請をしなければいけません。
申請しないと補償は受けられないのですぐに申請しましょう。
LINE Payの補償申請方法は以下の手順で行います。
- 補償申請するための問い合わせページへアクセス
- 『返信用メールアドレス』を入力
- サービスの種類を『LINE Pay(決済サービス)』にして、カテゴリを『その他』、詳細を『その他』に設定
- 『登録電話番号』『登録メールアドレス』を入力
- 不正利用された状況を『お困りの状況』項目に記入
- 最後に『送信』をタップ
これでお問い合わせからLINE Payの補償申請を行う事ができます。
LINE Payは便利なのですが悪用や不正利用は怖いですよね。そういう不安も補償がしっかりしていれば少しは安心できます。
全く身に覚えのない決済が勝手にされておかしいと感じた時には早めに補償申請をしておくのが良さそうですね。
まとめ
LINE Payも通常のクレジットカードなどと同じように補償サービスがついています。
補償内容な補償条件を知っていれば少しは安心ですね。
あとは、LINE Payのパスワードもついてるのでセキュリティ的にも結構厳重になっている感じです。
LINE Payカードの場合には物理的に落としたり紛失すると使われてしまう可能性もありますが、それもLINE Payカードの一時停止機能を使えば防ぐ事もできます。
これらの予防策を使って安心してLINE Payを使っていきたいですね。